- 「田辺歯科・矯正歯科医院」ウェブサイト
- https://www.tanabesika-clinic.com/
田辺歯科・矯正歯科医院では治療前に、口の中の写真撮影をして治療の内容や方針、費用などをしっかりと説明しています。口の写真を撮るのは2つの理由があります。
1つは歯科医師やスタッフが患者さんの口の中の状態を把握しやすくするためです。限られた時間の中で患者さんの口の中を診るには限界がありますが、画像にすることで多くの情報を得られます。噛んだ状態での写真や口を開けたときの上下の歯の並び方、噛んだときの左右の噛み合わせを写真にすると、診療用のチェアで診察していたときに見逃していたことや時間の経過とともに変化の様子を観察することが可能です。
2つ目の理由は、患者さん自身の理解を深めることです。普段の生活の中で自分の口の中を見ることはほとんどないでしょう。歯の本数や虫歯の有無、歯茎や噛み合わせの状態など、画像を見ることで分かることがたくさんありますし、関心も高まるはずです。
そのほかの目的として、矯正装置を作る技工士さんとのやりとりで写真を活用することもあります。技工士さんと写真を共有することで、患者さんの状態や希望を伝えることができるため、精度の高い装置を作ることができるのです。
私達にとっては、やはり自分の口の中の状態を見られることが大きなメリットでしょう。口頭で説明してもらっても、専門知識のない一般人からすると「本当にそうなの？」と思ってしまうこともあるはずです。そんなとき写真があればパッと見て歯医者さんの言っていることが分かるので、安心して治療に向かうことができます。